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上海最新散策スポート「蟠龍天地」
地下鉄17号線「蟠龍路」駅エリアに位置する散策スポット。2023年4月オープン。古刹「蟠龍庵」周辺の古い村「蟠龍古鎮」を再開発したエリアで(建造物、橋などはすべて新しくつくられたもの)、敷地内にはレストラン、カフェ、遊覧船乗り場、「余徳耀美術館」、緑地などがあり、一日過ごすことができる。古民家をリノベーションした「ブルーボトルコーヒー」があることでも話題。近場で旅気分を楽しみたいときにお勧め。ただし気候のいい時期の休日は大混雑する。入場無料。
行き方:地下鉄17号線「蟠龍路」駅2号出口を出て左手の高架下の崧澤大道を渡ってから左(西)へ進みます。「蟠龍天地」の表示のある銀杏並木を右折すると敷地内に入ります。徒歩約3分。
上海2階建て観光バス
ツアーではなく、自力で観光地めぐりを楽しみたい! と考えている方は、どの交通手段でまわろうかとあれこれ計画を練っているのではないでしょうか。ナビだったら、「タクシーはまず言葉がダメなのでNG。バスは路線が複雑そうだし、やっぱり地下鉄かな」と結論を出すかも。でも、上海には旅行者向けのオープントップバスという選択肢もあるんですよ。地下鉄では車窓の風景が楽しめませんよね。2階建てバスなら、移動しつつ街並見学も楽しめちゃいます!
上海には、オープントップバスと呼ばれる相乗り観光バスが二つあります。一つは、中国系旅行会社・春秋が運営する「都市観光(CITY SIGHTSEEING)」(赤のバス)。もう一つは、ロンドン、ドバイ、アブダビ、ブダペストなどの都市でも人気を得ている「BIG BUS TOURS」(エンジ色のバス)。今回ご紹介するのは後者のほう、「BIG BUS TOURS」です。こちらのほうが路線数、バス停数が多く、日本語の詳細マップももらえるのでビギナーさん向けなんです。
「BIG BUS TOURS」のルートは3つ。上海の定番観光地をすべて網羅しています。ただ、各路線とも時刻表はありますが、渋滞など当日の交通状況によって各バス停の発車時刻は異なるよう。「30〜50分間隔で運行している」と考えればいいかも。また、降りずに一周した場合はどの路線も約一時間の乗車時間となります。
上海の街は巨大な猫に囲まれている!
パンダ「丫丫」が中国に帰国 隔離検疫所の様子が公開
米国に貸与されていた23歳のジャイアントパンダ「丫丫(Yaya)」が今月27日午後、上海浦東国際空港に到着した。そして中国の獣医とスタッフが付き添う中、隔離検疫エリアに移送された。中央テレビニュースが報じた。
「丫丫」の隔離検疫のために、上海動物園は特別隔離検疫所を設置。室内の獣舎のほか、屋外の運動場やエサの加工室などがある。室内の獣舎には空調設備が取り付けられているほか、十分な量の竹やおやつなどのエサが準備されている。隔離検疫期間中、北京動物園の専門家チームが隔離検疫所で24時間待機し、高齢の「丫丫」が生活環境の変化に対応できるよう、エサの調整や健康モニタリング、診療、治療などをしっかりと行うことになっている。検疫期間は1ヶ月で、その間に、「丫丫」が中国での生活に1日も早く適応できるようサポートする計画だ。
「人民網日本語版」
5月営業時間変更のお知らせ
いつも漢院をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
このたび、2023年5月営業時間の変更を下記お知らせ致します。
4月29日(土)~30日(日)9:00-18:00
来校・オンライン可
5月1日(月)~3日(水)休校
9:00-18:00オンライン可
振替出勤日
4月23日(日)、5月6日(土)
9:00-18:00 来校・オンライン可
皆様授業のご予約をお待ちしております~
上海イベント情報
上海市黄浦区の「豫園」で4月7日(金)~28日(金)まで、春のイベント「豫園2023仲春花朝節」が開催されていることがわかった。
同イベントは、古代江南の人々が「百花生」の日を祝うイベントを再現したもの。12花神という中国の伝説では、旧暦2月12日は「百花」の誕生日であり、同日を「花朝節」と呼び祝う風習があるという。期間中、豫園内「湖心亭」の池をはじめ、至る所に装飾されたオブジェによって花々の世界が表現されているほか、漢服に身を包んだ「花神」たちのステージも開催されている。さらに、夜にはライトアップでロマンティックな雰囲気が味わえる。
また、浦東新区の「上海ディズニーリゾート」内にある星願公園では、「上海市第42回愛鳥週間」が開催。野生動植物の自然生息地を守るため設計された同園では、121種、3万羽の鳥が観測できるほか、期間中は鳥の巣作りなどのワークイベントも行われている。
営業時間変更及び4月休校日のお知らせ
山西課外授業
先週末、漢院先生及び生徒の一行17人が山西課外授業に参加しました。
雲岡石窟 yún gāng shí kū
うんこうせっくつ
山西省大同市の西16kmのところにある雲岡石窟は、武周山の南側東西約1kmにわたって彫られた石窟群である。約1500年以上の歴史があり中国古代仏像彫刻芸術早期の代表作として、その後の龍門石窟などに芸術上の影響をもたらした。現存する石窟数は252窟、大小仏像は5万体を越す。敦煌莫高窟、洛陽龍門石窟とともに、「中国三大石窟群」と呼ばれている。中国の重要文化財で、最高ランクの観光スポットである。
制作時期によって、前期、中期、後期に分けられ、それぞれ石窟様式が異なる。最も早い時期に掘削され、力強いのが現存の第16番石窟~第20番石窟「曇曜五窟」。北魏の和平年間(460-465年)に、当時の僧、曇曜和尚により彫られた。力強く、重厚かつ素朴な中国西部地方の情緒を有している。中でも第20 番石窟の座仏像は高さが13.75m、北魏の皇帝をモデルにした巨大な如来像。がっちりとした体格で、袈裟は右側がはだけており、丸々とした輪郭に、薄い唇、高い鼻が特徴的で、雲岡石窟の代表作である。中期の石窟は、繊細な彫刻や華美な装飾が特徴。後期の石窟の内部は小さく、人物のイメージも痩せて美しい。バランスがよく、中国北部の石窟芸術の典型である。第5・6窟は洞窟の入口に木造の楼閣がある。5窟には雲岡最大の17mの仏像が、6窟には釈迦の誕生から涅槃までを浮き彫りにした仏伝図が彫られている。このほかに最大の洞窟である第3窟、清代に色を付け重ねられた為ひときわ華やかな第9~13窟など、見応えのある仏教芸術の世界が広がっている。
懸空寺 xuán kōng sì
けんくうじ
玄空寺とも呼ばれ、山西省の渾源県にあります。大同市中心部から南東に約65キロ向かったところにあります。懸空寺は、恒山の主峰-天峰嶺の西側にある翠屏峰の崖にへばりつくように建てられてあり、中国に一つだけ残っている、仏教、道教と儒教とを一体化した独特の寺です。恒山懸空寺は1400年前の北魏後期に創建され、その後何度も修繕を重ねました。懸空寺は地上60メートルにあり、最も高く位置した三教殿は地面から90メートル離れています。古代の職人は、道家の「不聞雞鳴犬吠之声」を体現すべく、この中国古代建築の精粋と見られる懸空寺を建立しました。
懸空寺には主要な建物が6つあり、これらは木製の桟道で結ばれています。寺内には多くの塑像が置かれていますが、三教殿には儒教、道教と仏教の三開祖の孔子、老子、釈迦の塑像が一堂に並んでおり、中国では稀有な眺めとなっています。現存する建物は明清代に修繕されたもので、1957年に山西省重点文化財に、1982年に全国重点文化財に指定されて、恒山十八景の「第一聖景」とされています。
平遥古城 píng yáo gǔ chéng
へいようこじょう
かつて中国の都市はどこも街そのものを城壁で囲っていたが、現在ではそのほとんどが撤去されてしまい、城壁が一部の都市に残るのみである。そんな中で「平遥古城」は城壁だけでなく、街並、商業施設の配置、役所や市場の位置などが当時そのままに保存されており、いわば街全体が城郭都市博物館ともいえる。城壁内部は、政務を司った建物を中心に4本の大通り、8本の裏通り、72本の路地によって巨大な八卦の図案を形成している。紀元前827~782年の西周時代に築城され、2700年の歴史を持つ。城壁は内部を土で固めて外部をレンガで築く「版築」という工法で作られ、外周6.4km、高さ約12mある。何度か改修が行われたが、1370年から当時の原型を残して、完璧な状態で受け継がれている。
城内のメインストリートである「南大街」は古くから続く商店街で、明代から続く造り酒屋「長昇源」では、西太后が逃亡中に味わったといわれる薬用酒「黄酒」が手に入る。通りには古城のシンボルで「市楼」と呼ばれる楼閣が建つ。昔、楼閣の下で市が開かれていたことから市楼と呼ばれるようになった。平遥を語るなら、山西商人(晋商)、古い金融機関や古い銀行などを見ないわけにはいかない。中国初の銀行「日昇昌」は平遥で誕生し、発行した手形は当時ではまだ珍しいことだが中国各地で換金できた。
通りから一歩外れると、静かな住宅街へと一転して、中国北部の伝統的な建築様式である「四合院」という民居が立ち並ぶ。敷地の中央に中庭を置き、それを囲むような形で4つの建物を配するスタイルだ。現在、44の民居が観光客向けに開放されており、内部の見学ができる。
平遥古城と同じく「双林寺」「鎮国寺」も、世界文化遺産に登録されている。共に県城から車で10分前後の場所にあり、重要文化財の塑像2056体をはじめ、様々な殿閣を見学できる。
最後、山西料理、特に面も汾酒も(山西の白酒)美味しかったです~北方の料理は予想より量が多すぎで食べきれなくてもったいない
中国に返還のパンダ「シャンシャン」の一般公開は1ヶ月後から
日本の東京上野動物園で誕生し、5年以上にわたり暮らしてきたジャイアントパンダの「香香(シャンシャン)」が今月21日に中国に返還され、同日午後5時15分頃、四川省の成都双流国際空港に無事到着し、その後、中国ジャイアントパンダ保護研究センターの雅安碧峰峡基地に移動した。関係当局によると、シャンシャンは、同基地の隔離用の検疫舍で1ヶ月の検疫を受けた後、一般公開される予定という。
「シャンシャン」のほか、和歌山のアドベンチャーワールドで暮らしていたジャイアントパンダの「永明(エイメイ)」、「桜浜(オウヒン)」、「桃浜(トウヒン)」も22日に中国に返還されることになっている。
返還されたパンダの飼育先は?
海外から返還されたパンダは通常、中国のどこで飼育されているのだろうか?現時点で、中国大陸部には、中国ジャイアントパンダ保護研究センターや成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地、北京動物園、上海動物園、重慶動物園の5ヶ所が、返還されたパンダを引き受ける権利を有しており、パンダの両親や返還前の状況などに基づいて飼育先が決まるという。
「人民網日本語版」