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漢院からの上海生活ガイド

ようこそ上海へ!
上海はモダンと伝統が調和する国際的な大都市であり、中国の経済の中心地です。この町は活気にあふれ、多様な文化が融合しています。初めて上海に来たときは、言語や生活習慣、環境に戸惑うかもしれませんが、心配いりません。この生活ガイドが日常生活の疑問を解決し、上海での暮らしをより快適にするお手伝いをします。

交通編:効率的で快適な移動方法

上海の交通ネットワークは非常に発達しており、地下鉄、バス、シェア自転車など、あらゆる交通手段が快適で効率的な移動を可能にします。
上海軌道交通市域線空港連絡線(Shanghai Suburban Railway Airport Link Line)、略称「市域空港線」は、中国上海市内の市域鉄道であり、中国国内初の国鉄ネットワークと相互接続する市域鉄道モデルプロジェクトであり、上海虹橋国際空港と上海浦東国際空港の間の40分以内の高速アクセスを実現することができる。
ヒント:地下鉄とバスの前に乗り継ぐと割引がありますよ。地下鉄から降りて30分で乗り換え、バスは1元です~
1.地下鉄
• 切符の購入:自動券売機で片道切符を購入するか、交通カード、支付宝(Alipay)、WeChatでQRコードをスキャンして支払います。
• 駅への入場: 改札で交通カードをタッチするか、QRコードをスキャンして入場できます。
• 運行時間:地下鉄の最早班次は路線によりますが、通常5:30~6:00頃に始まり、最終班次は夜22:30~23:30頃です。具体的な時刻は利用する路線によって異なりますので、出発前にアプリや駅の案内で確認してください。
注意点:運賃は移動距離に応じて3元~9元。スムーズな移動のために、出発前にルートと時刻表を確認することをおすすめします。
Alipay:
2.バス
• バス料金は通常2元で、交通カードや携帯電話で支払えます。
• 停留所の案内は中国語がメインですが、百度地図や高徳地図を使えば詳細なルートや乗り換え情報が簡単に確認できます。 

3.タクシーと配車サービス
• タクシーの初乗り料金は14元~(昼間)、夜間はやや高めです。
• 配車サービス「滴滴出行」アプリがおすすめです。多言語対応で、オンラインで簡単にタクシーを呼び、支払いもスムーズです。
4.シェア自転車
• 上海では「哈啰単車」「美団単車」などのシェア自転車サービスが広く利用されています。アプリをダウンロードし、QRコードをスキャンするだけで利用可能です。短距離移動に便利です。
WeChat:

 

実用情報編

1.携帯電話とインターネット
• SIMカードの購入:中国聯通(チャイナユニコム)や中国移動(チャイナモバイル)がおすすめです。料金プランは柔軟で、データ通信と通話が含まれます。
• Wi-Fi:多くのレストランやカフェ、公共施設で無料Wi-Fiが提供されています。パスワードは店内で確認してください。
2.支払い方法
• 中国ではモバイル決済が非常に普及しています。支付宝(Alipay)や 微信(WeChat)をダウンロードし、銀行口座を連携させると日常の支払いが簡単になります。
WeChat:
Alipay:

 

食事編:多彩なグルメ体験

上海は食の楽園です。伝統的な上海料理から本格的な日本料理まで、あらゆる味覚を楽しむことができます。
1.上海料理のおすすめ
• 小籠包:「鼎泰豊」や「南翔饅頭店」で伝統的な味を楽しめます。
• 生煎包:「豊裕生煎」や「小楊生煎」がおすすめで、外はカリッと、中はジューシーです。
• 本場上海料理:代表的な料理は紅焼肉(豚の角煮)、糖醋小排(酢豚)、油爆蝦(海老の炒め物)などです。
2.日本料理のおすすめ
上海には高品質な日本料理店が多く、故郷の味を楽しむことができます:
• 寿司:「鮨一」や「鮨大山」で新鮮な素材と職人の技を堪能できます。
• 居酒屋:「鳥平」や「串焼物語」は雰囲気も味も本格的で、仲間との食事にぴったりです。
• ラーメン:「一風堂」や「山頭火」などの人気店で懐かしい味を見つけられます。
3.食材とコンビニ
• 日系食材スーパー:久光百貨、伊勢丹の食品売り場や盒馬鮮生(フーマフレッシュ)では、豊富な日本食材が揃っています。
• コンビニ:羅森(ローソン)、全家(ファミリーマート)、7-11はどこでも見つかります。お弁当やおでんなど、日本の味も販売されています。

娯楽編:上海の魅力を発見しよう

活気あふれる上海には、文化や観光、ショッピング、ナイトライフなど、多彩な楽しみ方があります。
1.文化と観光
• 外灘:夜のライトアップされた浦江(黄浦江)沿いのスカイラインは必見です。
• 豫園:伝統的な江南庭園で、上海の歴史と文化を感じられます。
• 上海博物館:中国古代美術品の宝庫で、文化愛好家におすすめです。
• M50クリエイティブパーク:モダンアートのギャラリーが集まるアートスポットです。
2.ショッピングとファッション
• 南京路歩行街:国際ブランドから地元の特産品まで、買い物好きにはたまらないエリアです。
• 新天地:おしゃれな飲食店やショップが集まるエリアで、社交やデートに最適です。
• 上海环球金融中心:展望台からの眺めは、壮観の一言です。
3.ナイトライフとリラクゼーション
• バーとクラブ:衡山路や外灘のバーエリアで、夜の上海の魅力を楽しんでください。
• 公演とイベント:上海大劇院や東方芸術センターの公演スケジュールをチェックして、文化的なひとときを過ごしましょう。
このガイドが、上海での生活に役立つことを願っています。交通や食事、交流まで、上海には新しい発見がたくさんあります。何か困ったことがあれば、いつでもご相談ください。上海での仕事と生活が充実したものになりますように!
他にもっと面白いことや、助けが必要なことを知りたければ、メッセージを残して教えてくださいね!

超人気の日本のスタンプが登場!

現在、スタンプ(絵文字)は単なる「文字+絵」の組み合わせを超え、一瞬で感情を伝える新たな言語として定着しています。その中でも、最近特に注目を集めている日本発の表情スタンプ、「irasutoya小人スタンプ」は、独自の可愛らしいスタイルや誇張された表情、ユーモア溢れる雰囲気により、瞬く間に多くのネットユーザーの心を掴みました。では、なぜこれらの小さなキャラクターたちが、ソーシャルメディアでこれほどまでに流行したのでしょうか?今日は、これらの「感情の代弁者」としての役割に迫り、その魅力を深く探っていきたいと思います。

日本のirasutoya小人スタンプの誕生と発展

これらの表情スタンプのキャラクターは、通常非常にシンプルなイラストの小人で、簡略化された線と基本的な色合いで表現されています。日本では、特に「LINE」などのチャットアプリにおいて、表情スタンプはユーザー間のコミュニケーションの重要な一部となっています。初期のイラスト小人スタンプは、ミニマリズム的なカートゥーンキャラクターが中心で、これらのキャラクターはさまざまな動作や表情、セリフを通じて、ユーザーの多様な感情を伝える手段として広く利用されていました。

なぜ人気があるのでしょうか?

感情表現が直感的:シンプルな画像で複雑な感情を伝え、文字よりも直接的かつ表現力豊かに表現します。イラスト小人スタンプはしばしばユーモアを交え、誇張された表情や滑稽な状況が笑いを誘います。その可愛らしいデザインは多くの人々に愛され、特に視覚的に若者の心をつかんでいます。
便利な表現:時には言葉では伝えきれない感情がありますが、そんな時にひとつのirasutoya小人スタンプが完璧にその問題を解決してくれます。
流行の反映:irasutoya小人スタンプは、日本の流行や社会的な動向を反映し、ユーザー間のコミュニケーションを深める役割を果たしています。日常的な出来事や流行のテーマを取り入れたスタンプは、流行に敏感な日本の若者たちとの絆を強化する手助けにもなっています。

 実は、これらの高い識別性を持つシンプルなイラストは、すべて「いらすとや」という無料のイラストサイトから生まれたものです。2011年に設立されて以来、いらすとやはその独自のスタイルと豊かな感情表現で、瞬く間に日本で最も人気のある無料イラストライブラリの一つとなり、特にシンプルな線と温かみのあるデザインが、多くのファンの心をつかんでいます。

中国への展開

 最近、いらすとやは微博(ウェイボー)、小紅書(シャオホンシュ)、B站(ビリビリ)などのソーシャルメディアプラットフォームに公式アカウントを開設し、中国のファンからテーマ投稿を受け付けるようになりました。この取り組みによって、より多くの中国のユーザーが直接参加し、自分のアイデアや創作したイラスト小人スタンプを提出できるようになりました。このチャネルを通じて、いらすとやはファン層を拡大するとともに、より多くの人々が日常生活の中でこれらのスタンプを使用できるようになりました。
 

まとめ

 日本のirasutoya小人スタンプの流行は、シンプルで可愛らしく、感情を豊かに表現する日本のデザイン哲学を反映するとともに、現代のソーシャルコミュニケーションにおけるスタンプ文化の無限の可能性を示しています。現在、いらすとやは中国のソーシャルメディアプラットフォームにも進出し、さらに広範な文化現象となっています。もしまだこれらのirasutoya小人スタンプを試したことがないのであれば、今すぐダウンロードして、このスタンプの流行に加わってみてください!きっと、次の瞬間、あなたのチャットがそれらで彩られることでしょう!

10月虹口Citywalk

10月19日、漢院中国語学校の生徒と先生たちに加えて、朝陽義塾の高校生たちと一緒に虹口をCitwalkしました。ガイドの案内で四川北路や甜愛路、鲁迅公園などの場所を散策し、皆さんも、とても楽しそうに遊んでいました。

Citwalkの後、生徒と先生は上海の弄堂(lòngtáng、小路.横町)を訪れ、老上海の味覚を味わう上海料理を食べました。朝陽義塾の高校生と漢院日本人生徒達が夕食を共にしながら、中国語また日本語で楽しんで交流することもできました。

9月甘南旅行

9月5日から9月8日まで漢院先生及び生徒一行が甘南旅行に行きました。

Day1

朝早く出発し蘭州に到着した。蘭州は中国の甘肃省に位置する都市で、有名な牛肉麺(蘭州ラーメン)の故郷として知られる。私たちは到着後、まずその風味を堪能した。

その後、車で夏河に向かった。夏河は、伝統的な文化と風景が残る街だ。私たちは「八坊十三巷」を訪れ、その歴史的な街並みを楽しんだ。

夕食は現地の郷土料理を楽しく食べ、生徒の誕生日を祝った。

Day2

朝早く甘加秘境に向かった。そこには、千年以上の歴史を持つ八角古城の遺跡がある。その後市内にある『ラブラン寺』を見学した。

午後には、迭部に向かった。途中、郭莽湿原を通過し、その豊かな自然を楽しみ、野生の動物たちと遭遇した。

Day3

三日目は、扎尕那(ザガナ)という美しい場所を訪れ、自然の美しさと、山脈と草原が織り成す景観に魅了された。午後には、郎木寺鎮に向かった。その町は、宗教的な雰囲気と、平和で穏やかな雰囲気が漂う場所だった。

Day4

最後の日、私たちは郎木寺から蘭州に戻った。短い旅行でしたが、甘南の自然の美しさと、豊かな文化の体験は、私たちの人生の旅に、特別なページを加えたと感じる。

2カ月でゼロからHSK4級に合格した

受講者・仲野さん

私は2024年4月に上海に研修生として赴任となり、漢院で中国語の勉強をスタートしました。まだ勉強を始めたばかりではありますが、今回私の経験について記載させていただきます。少しでも皆様の今後の参考になれますと幸いです。

私は4月の上海赴任前は仕事・プライベート含め、中国地域には訪れたことがありませんでした。また大学の第二外国語も別言語を受講していたため、全くのゼロからの勉強となりました。漢院ではピンイン・文法の勉強からスタートし、日々の出来事を話すことでスピーキングの練習にも取り組んでおり、先生方のおかげで無理なく勉強を進めることができております。先生方の協力もあり6月の試験でHSKK中級は不合格となってしまったのですが、HSK4級に合格することができたので、現在は8月の5級に向けて勉強を継続しております。

勉強をする中で特に難しいと感じるのがHSKKの対策です。HSKKでは文章の復唱やようやく、絵の説明、といった問題が出されるのですが、適切な単語や言い回し、回答の時間配分など独学では難しい部分もサポートしてくれております。またHSK対策の中は、文章読解の中での見たことのない北や南の方言の説明や、筆記では、より中国語らしい現地の方が使う言い回し方法を教えてくれており、とても効果的に勉強を進められております。

漢院の先生方には上記のような勉強の面ではもちろんのこと、勉強以外の面でも上海の生活についてや国内の他の都市の情報を提供していただいたりと、様々な面でサポートしていただいており、大変お世話になっております。4月に赴任してきたときには中国語が全く分からなかった私が現在不自由なく生活でき、HSK5級を目指し勉強できるまでに至ったのは間違いなく、漢院の先生方のサポートのおかげだと感じております。HSK5級の合格後は6級の合格を目指すとともに、仕事、生活をより充実させられるよう引き続き漢院での勉強を頑張っていきたいと思います。

仲野

お盆休み短期集中コースを開講しました

8月短期集中コース8月に、漢院は2つの短期コースを開催しました。

8月短期集中コース

一つは中国語の中級短期コースで、5人の学生が参加しました。このコースは、中国語HSK4級相当の文法、語彙から応用能力(リスニング、スピーキング)まで、短期間に集中して学ぶことを目的としています。短期間に集中して中国語を学ぶことで、皆さんの中国語能力はさらに向上しました。

日本からご参加くださった松井さんのご感想:
「西藏南路と斜土路の交差点近く靴工場跡地を利用した学校は、明るく光りの差し込む若い学生を意識した学習空間となっています。午後からの学習内容はこれまでになかったHSKKを意識した発表形式で、自身の語学力再認識のためにも、刺激となる試みでした。1対1も自分の弱点を中心に授業の組み立てが可能で、ある程度学習期間が長い人にもお勧めです。」 
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もう一つは少年短期コースで、アメリカからの2人の学生が参加しました。コースは、集中的なレッスンと実践的なアプローチを組み合わせた形式で、3週間にわたって行われました。

少年短期コースでは、中国語学習の他に、古筝の演奏も学びました。これにより、中国文化に対する理解が深まりました。

次回の短期集中コース

4カ月後の「年末年始中国語短期集中コース」も開催を予定しております!少人数制グループレッスンで、料金をできる限り抑えました。年末年始コース:2024年12月28日(土)~2025年1月5日(日)※途中参加可能! ※個人レッスン追加可能!■クラス分け■初級・中級・上級クラス

※各クラス、2名様より開催

■スケジュール■

毎日9:00~15:10(6コマ)
1コマ目/9:00~9:45
2コマ目/9:55~10:40
3コマ目/10:50~11:35
4コマ目/11:45~12:30

昼休み

5コマ目/13:30~14:15

6コマ目/14:25~15:10

今まで、日本からも多くの方がお越しくださっている人気のコースです。

先ずは、気軽にお問合せください。

皆さまのご参加をお待ちしております。

中国語を学ぶことの楽しさを実感できました

受講者:村野さん

 

東京から上海への転勤を機に漢院の門を叩いてから一年が経ちました。この間にHSK四級も取得しました。

とはいうものの、実は十数年に一度中国語を志し、ほんの二、三ヶ月の初学で挫折した経験があります。 当時は、発音の難しさや、仕事の忙しさを言い訳にしていました。しかし、今をもって言えることは、当時は学習の効果を急ぎ過ぎたことや、中国語を学ぶことの楽しさを実感出来なかったことが大きな原因だと思っています。

漢院は、そんな自分を受け入れてくれる懐の深い学校です。教師の皆さんは、個性豊かですが、全員指導方法を身につけたプロフェッショナルです。個別授業での丁寧な指導は当然ながら、各生徒の個々の習熟度が多少異なるテーマ別グループレッスンでも個人が習得している範囲の中国語の言葉を引き出し、生徒が自ら表現内容を組み立てられるように指導してくれます。その一方で、中国語は他の言語と同様に非常に奥が深く、生き物のように変化するので、一朝一夕に学習効果を急ぐ事に大きな意味がない事も授業内容を通して教えてくれます。

また、漢院では旅行や食事会などを通した生徒間や教師の方々との交流や、シティーウオークなどのイベントを通した若い学生の方々との交流会などもあり、中国語を用いたコミニケーションの場を作ってくださることが中国語学習を続ける励みになっています。

 

安心した環境で中国語学習に集中できた

受講者・堀川さん

・2009年5月〜2013年5月 漢院学習

・2021年4月〜2024年4月 漢院学習

2回目の上海赴任が決まった際、語学学校は1回目と同じ漢院へ通うとことを決めていました。決め手は1回目の赴任時で席老师、刘老师をはじめとした講師陣に満足していたことと日本人生徒も真面目に勉強する方が多いため、安心した環境で中国語学習に集中できるためでした。

今回、私の場合は万老师専任で教えて頂きました。毎週土曜日午後の2時間は中国語を勉強しました。

特に思い出に残るのは2022年4月から6月までの上海ロックダウンです。汉院に通うことが出来ず、万老师とリモートで学習しました。また汉院 のWeChatグループが立ち上がり、100人程度のグループで、講師の方々から上海各地区のロックダウン状況・規制状況・配給情報など把握することが出来ました。厳しいロックダウン生活の中、他のWeChat グループとは異なり、皆さんで励まし合うグループで、汉院はいつも前向きな気持ちにさせてくれました。

ロックダウン後、帯同で上海に来た妻と共に一緒に通い、妻の上海生活スタートアップの手助けもして頂きました。

汉院は淮海学校、浦东学校,中山学校、今では昂云学校で場所を移しながら、歴史を歩んでいます。私もそれらの学校で学び汉院と共に歩み成長することが出来ました。

今は日本に戻りましたが、引き続き、万老师とリモートで中国語の勉強を続けます。

汉院で教わった「教科書に書いていない上海」

2021年6月に上海に赴任し、3年弱漢院でレッスンを受けました。「3年」というとかなり長いように見えますが、こちらに感想を書かせてもらえるような真面目な生徒ではなく、「仕事が忙しいから・・・」「体調が悪いから・・・」と理由をつけては1~2ヶ月の「休学」を繰り返す不真面目な生徒でした。長期休みを取ると「このまま辞めてしまおうか」という気持ちにもなるのですが、それでも漢院に通い続けたのは、私にあったカリキュラムを粘り強く提案してくれた先生方の熱意やレッスンの度に「教科書に載っていない上海の最新情報」に触れることが出来たからでした。

この文書を読んでいる「不真面目な生徒」の皆さんは、ぜひ勇気を持って、もう一度、漢院に通ってみてください。

また、これから漢院に通おうかと思っている方には「漢院で学ぶことによって、教科書に載っていない上海を知ることが出来ます」と強くおすすめをしたいと思います。

私は留学経験もなく、中国語学習を始めたのはコロナ禍の日本で受けた半年のオンラインレッスンだけでした。

メディア関係で働く人間としては、お恥ずかしい語学レベルなのですが、赴任前のオンライン学習で当時のHSK3級を取得し、隔離期間に4級の学習を始めました。

漢院には同業者の勧めで入学しました。週二回のペースで通い、HSK4級→5級と8ヶ月ほど学習を続け、模擬試験で合格レベルに達することが出来ました。

ロックダウンのあと、しばらく休学しましたが、先生方の励ましもあり復学しました。

その際、文書を理解したり、何となく相手の話していることは理解できるようになってきたのだけれど、まったく「会話」が出来ていないことに悩んでいる・・・と相談したところ、先生方がカリキュラムの切り替えを提案してくれました。それからのレッスンは、最初の50分間フリートークをし、残りの50分は教科書に沿って進めるというものでした。

毎回のフリートークに備え、テーマを考え関連する単語や単文を用意してレッスンに臨んでいましたが、事前に用意していた「ネタ」だけでは会話は5分と続きません。

先生方が質問をしてくれたり、新しい情報を提示してくれたりしながら、単語や「相づちに使える表現」などを教えてくれました。(たとえ通じなくても)中国語で会話を続ける「度胸」が養われたと思います。

実のところ、上海は日本人にとって「まったく中国語を学ばなくても生活が出来る便利な町」です。

日本人も多く住んでいますし、携帯のアプリを使えば買い物や交通など、生活に困ることはありません。

それでも私は中国語を学び続けることを、強くおすすめします。

学習を続けることで、行動の幅も広がりますし、より上海での3年間が彩り豊かなものになったという実感があるからです。

不真面目な生徒ですが、これからも漢院との縁を大事に学習を続けたいと思います。

苦しさや孤独を全く感じずに中国語を学ばせてもらった

脇坂様

※2022年10月から 漢院学習

※写真は昨年講師たちと山西大同に旅行した時に撮ったものです

私が中国語と漢院に出会ったのは2022年の初冬、夫の上海駐在に伴って渡航の準備を始めた時でした。しばらく独学で勉強するつもりでしたが早々に諦め、たまたまYoutubeで見かけた漢院のオンライン授業を受け始めました。拼音すらまともに理解していない状態でしたが、そういった段階からネイティブの先生に教えていただけたことで、最初から今に至るまで苦手意識を持たずにリスニングやスピーキングに取り組めていると感じています。

2023年の3月、やっとビザが発行され念願叶っての上海現地では、多分に漏れず本場ネイティブ(そして上海話)の洗礼もしっかり受け、オンライン授業で先生と会話できていたのは私じゃなくて先生がすごかったんだ!としみじみと謙虚な気持ちを取り戻しました(笑)。

漢院に最も感謝しているのは苦しさや孤独を全く感じずに中国語を学ばせてもらったことです。上海に来たばかりの頃は先生以外の方とお話しできるような語学力も度胸もなかった私が、帰国前には旅行先で現地の方と中国語で交流したり、分からないことを気軽に尋ねられるようになりました。友人とお茶しに行くような感覚の通学と楽しいイベントへの参加だけでここまで成長できたのは、先生方の技術と人柄あってこそでした。

今でもふと、多くの人が寛ぐ気持ちのいい公園や、旅先で出会った美しい景色、街に充満する美味しそうな香りと共に、初めて一人で注文できた時のこと(言葉が通じた喜びと最高に美味しかった煎饼!)街中で会話ができた瞬間(珈琲店でコーヒーを注文したら「今天没有咖啡(今日コーヒーないんですよね😀)」と言われる)など、漢院のおかげで得られたたくさんの経験を思い出します。

漢院の先生たち、いつもありがとうございます!もっと中国語を上手になってまた上海に会いにいきます!