Archive for 6 月, 2022

7月から週末の来校レッスンを再開いたします

ロックダウン中に多くの方々は中国語を忘れることなくオンラインレッスンでご受講されたことを大変嬉しく思っています。

4月8日より漢院はグループチャットを作って皆様からコロナ政策に関する中国語また、配給物資の中の見慣れない野菜の調理方法についてのお問い合わせ、グループ購入の方法や、日本食材が購入できる情報など共有しお互い助けあっています。又、5月開催したオンライン情報交換会で久しぶりに皆さんの笑顔を見られました。

コロナウィルスの感染拡大は概ね好転しておりますが、未だ予断を許さない状況が続いています。1日も早く皆様をお迎えできるよう、6月より漢院の教室及びお庭の清掃と消毒作業を行いました。

コロナウィルスの感染拡大は概ね好転しておりますが、未だ予断を許さない状況が続いています。1日も早く皆様をお迎えできるよう、6月より漢院の教室及びお庭の清掃と消毒作業を行いました。

お願いがございます

入り口では「場所碼」のスキャン、72時間以内のPCR検査陰性画面の提示、検温をお願いします。

受講生インタビュー

(左一はTさん 漢院成都課外授業)

私は2020年12月から上海に駐在しており、漢院には2021年2月からお世話になっています。

私が会社で所属する部門は、日本語が流暢な中国人スタッフばかりですので、会社で中国語を必要とする場面が殆どありません。

2月に中国語を学び始める際に「何か目標があった方がいい」と思っていましたが、自分の置かれている環境を踏まえ、まずは「1年以内にHSK5級に合格する」という目標を立てて学習に取り組みました。

日本人であれば、漢字を見れば何となく内容が理解できるので、読解や作文については過去問を勉強すれば徐々に得点が取れるようになりますが、やはり一定程度の単語力は必要です。特にヒアリングは「音」で理解する必要がありますので単語力は必須です。私のように、仕事において中国語を話す必要に迫られる場面がない場合、ただ漠然と勉強するのではなく、「試験勉強のプロセスの中で単語力を増やしていく」という方法を試してみても良いかもしれません。

4級の試験前1ヶ月程度は、HSKの過去問を教材にして、基本的な文法から試験問題を解くテクニックまで、漢院の先生方に丁寧に指導して頂きました。4級の試験準備を通じて、試験勉強のコツやり方を何となく掴むことが出来たので、5級の受験にあたっては、漢院のレッスンにおいては試験対策せずに、休日の空き時間や通勤中に過去問に取り組みました。

その結果、2021年10月に実施されたHSK5級の試験に何とか合格し、「1年以内にHSK5級に合格」という目標をクリアすることが出来ました。ただ、試験に合格したというだけで、コミュニケーションの能力はまだまだそのレベルにはないと思っています。今後はリスニングやスピーキング能力を強化して、「職場の中国人スタッフ同士の普通語の会話を理解する」「住んでいるマンションの受付の方と、その日の出来事を中国語で話せるようにする」ということを目指したいと思っています。そして、将来的には、HSK6級にも挑戦したいと思っています。

その目標に向けて、漢院では、週に4コマ(週末2コマ、平日2コマ)と庞老师のグループレッスン(听说教程)を受けるようにしています。庞老师のグループレッスンでは、聞いた内容を書いたり話したりする訓練をしており、私の苦手なリスニングを強化するのに大変役立っています。現在は、コロナの影響でリアルのレッスンが難しい状況ですが、コロナの状況が落ち着いて対面でのレッスンが再開される日を楽しみにしています。

もうすぐ「高考」!

今年の中国大学統一入学試験(通称「高考」)は、6月7日から10日にかけて実施されることがこのほど明らかになった(具体的な実施日は各地によって異なる)。毎年この時期になると、中国では高考に関する話題に事欠かない。受験生が大変なのは当然ながら、保護者の力の入れようも日本の所謂「お受験」に引けを取らない。今回はそんな高考を支える保護者の奮闘ぶりを紹介していこう。

そもそも高考って何?

まず最初に「高考」について簡単に紹介してみよう。「高考」はその正式名称を「普通高等学校招生全国統一考試」といい、毎年6月上旬に行われる中国の大学統一入学試験。国立大学だけでなく、私立大学に進学する場合も「高考」を受ける必要がある。中国では私立大学は全体の3割未満となっており、私立大学が7割以上を占める日本とはかなり違う。中国の大学進学率は年々上昇しており、今年の受験生の数は1100万人の大台を超えるのではないかとみられている。

また、その名称は「統一」となっているものの、試験問題は省によって異なる。難易度の異なる全国試験問題が複数あるほか、オリジナルの試験問題を採用する省もある。受験科目も省によって異なるが、基本的には、語文(中国語)、数学、外国語が必須でそれぞれ150点満点、それに文系または理系の科目が加わり、合計750点満点となっている。

そしてもう1つ、日本の大学入学共通テストと大きく異なるのが、合格ラインが省によって異なること。例えば昨年、同じ試験問題を採用した12の省・市・自治区の合格ラインを比べてみると、安徽省の最低合格ラインが560点だったのに対し、青海省は456点と、なんと104点もの差があった。かつては全国統一の試験問題だったが、使用する教材や学力の差を考慮し、現在ではこういった試験問題も合格ラインも異なるスタイルが採用されている。

高考メニューで試験を乗り切ろう!

試験の概要を紹介しただけで、もう頭がクラクラしてきたので、ここからはそんな受験生たちを支える保護者の奮闘ぶりについて触れていこう。日本でゲン担ぎメニューと言えば、「ドーン(丼)と勝つ(カツ)」にちなんだカツ丼が有名だが、中国でもこういった同音ネタのようなゲン担ぎのメニューや食べ物が各地にある。それらの名称は、さすが悠久の歴史をもつ中国だけあって、なかなか奥深くてユニークだ。また試験前におススメの食べ物リストを見てみると、栄養学的な要素だけでなく、中医学的な要素も考慮されているのが面白い。そして試験当日の朝食から、昼食(午前と午後の試験の間に3時間ほどの休憩時間があるので、昼食は自宅で食べる受験生も少なくない)、試験2日目に向けた夕食まで、合格への願いが込められたメニューで受験生たちをサポートしている。

体を張ってゲン担ぎ!

そしてここ数年、特に話題を集めるようになっているのが、試験当日の「お見送り」に見られる保護者たちの「ゲン担ぎパフォーマンス」だろう。なかでも有名なのが受験生の母親たちが「旗開得勝(旗を挙げるやすぐに勝利を手にする)」という成語にかけて着る「旗袍(チャイナドレス)」。この時期になると、チャイナドレスの売り上げが一気に2倍近くまで伸びるというから驚きだ。一方の父親も「馬到成功(軍馬が到着すれば即刻勝利が手に入る)」という成語にかけて、「馬褂(チャイナジャケット)」を着たり、暑い時期なので、ゲン担ぎのフレーズなどがデザインされた特製Tシャツを着たりと忙しい。保護者だけでなく、チャイナドレスを着て受験生にエールを送る男性教師まで現れ、ちょっとしたお祭り騒ぎだ。

現在は、海外の大学を受験するケースも以前に比べて増えてはいるものの、高考における過酷な競争は相変わらず。なぜなら中国では一流大学に入れるかどうかで、一生が左右されるといっても過言ではないからだ。それゆえ、中国の人々の高考に対する思い入れも尋常ではない。高考の時期が近付くと、決まってアイドルから有名人まで社会全体が応援メッセージを送るのも、この国ならではだろう。さすが「科挙」の国!上海市では新型コロナ感染拡大の影響で高考が1ヶ月延期となり、各地でも厳しいコロナ対策の中、受験生たちはラストスパートに入っている。受験生の皆さん、頑張ってくださいね!(文・イラスト・玄番登史江、袁蒙)。