Archive for 10 月, 2025

第1期|漢院周辺グルメ——蘭州牛肉面

向かいの蘭州牛肉麺店の料理を、私たちが代わりにいただきました!
放課後、「今日は何を食べようか」と迷っている方、あるいは本場の中華料理を楽しみたいけれど、どの店を選べばよいか悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
ご安心ください。本日より、「漢院周辺グルメ紹介」シリーズを開始いたします。教員が実際に足を運び、学校周辺の味わい深く、価格も手頃な優れた飲食店をご紹介していきます。 

第1回目は、校舎の正面から道路を渡ったすぐ向かいにある「蘭州牛肉面」です。

【料理の歴史】

蘭州牛肉麺は、中国西北部・甘粛省の省都である蘭州に起源を持つ料理です。蘭州を代表する郷土料理として知られ、その歴史は100年以上にわたります。唐代にそのルーツがあるとされますが、現在の形に近いスタイルが確立されたのは、清朝嘉慶年間(1799年頃)に、回族の料理人である陳維精氏が考案したことに端を発します。 

店舗情報
住所:斜土東路189号
当校正門から道路を渡って徒歩3分以内と、非常にアクセスしやすい立地です。夜間授業や週末の食事にも最適です。
店内は広くはありませんが、清潔で明るく、スタッフの真摯な接客が印象的です。従業員の多くは新疆出身であり、注文はスマートフォンでのコード読み取りまたはカウンターでの直接注文が可能です。

【おすすめメニュー】

◆ 劉先生おすすめコース(33元)  
牛肉麺+目玉焼き+串焼き(2本)+ドリンク1本 

味:このセットの特徴は、スープにあります。牛骨を長時間煮込んだスープは透明感がありながらコクが強く、一口飲むと体が温まります。
麺の太さは「毛细」「二細」「三细」「大宽」などから選べ、教員の多くが選ぶ「二細」は、程よい硬さとコシがあり、最もバランスの取れた選択です。  

「毛细」「二細」「三细」「大宽」とは?

毛细(máo xì ):细如龙须,入口即化,汤底挂满每一根!

细面(xì miàn):经典款!筋道爽滑,嗦面星人最爱~

三细(sān xì ):比细面稍粗,口感更Q弹,新手友好型!

二细(èr xì):粗细适中,韧劲十足,老饕们的默认选项!

二宽(èr kuān):比韭叶更宽,软滑中带点嚼劲~

大宽(dà kuān):宽如皮带,一口满足!Tips:スープはあっさりとしていますが、香り豊かで、薄切りの牛肉、甘みのある大根、パクチーとニンニクの芽がたっぷり加えられており、満足度が高い仕上がりです。

隠し食べ方:また、卓上にあるラー油はぜひ試していただきたい一品です。辛さよりも香ばしさが際立ち、日本のラー油に近い風味です。ひとさじ加えることで、全体の風味がさらに引き立ちます。揚げ物好きの方にもおすすめです。
◆ 李先生おすすめ:番茄鸡蛋面(20元) 
ビーフスープが苦手な方や、あっさりとした味わいを好む方にぴったりです。 

味:中国全土で親しまれる家庭料理の味わいで、甘酸っぱいトマトスープが食欲をそそります。炒めた卵がトマトのエキスを吸い込み、まろやかなコクが生まれています。牛肉
麺とは異なるスタイルですが、十分に満足いただける一品です。
おすすめの食べ方:まずスープを一口飲み、その温かさと風味を感じた後に、麺をすすって楽しむことです。
◆ 帥先生おすすめ:过油肉拌面(26元)
こってりとした味わいが好きな方には、新疆の定番料理「过油肉拌面」がおすすめです。 

味:「过油肉」とは、西北地方の伝統的な調理法で、肉を素早く油通しすることで旨味と水分を閉じ込めます。その後、キクラゲや赤ピーマンなどの野菜とともに炒め、香り高く仕上げます。これをコシのある麺にのせてよく混ぜると、一本一本に濃厚なタレが絡み、絶妙な食感が楽しめます。
おすすめの食べ方:よく混ぜてから召し上がってください。少し乾いてきたと感じたら、スタッフにスープを少しご用意いただくと、最後までおいしくいただけます。
◆ 宋先生おすすめ軽食:白素饼(3元/個)味:小麦粉を焼いたシンプルな餅で、ほのかな麦の香りと塩味だけの素朴な味わいです。
食べ方:そのまま食べるのも良いですが、牛肉麺やトマト卵スープに浸して食べると、餅がスープを吸ってふっくらとした食感になり、一層おいしくなります。 

ヒント
注文方法:店内に入ったらカウンターで直接注文し、麺の太さを指定してください。「二細の牛肉麺をお願いします」と中国語で言うか、スタッフに示すことで問題ありません。
支払い方法:WeChatおよびAlipayが利用可能で、非常に便利です~

皆様もぜひ訪れてみてください。お気に入りのメニューはどれでしょうか。
また、次回紹介してほしいお店がありましたら、授業中に教えていただければ幸いです。

2026年度のHSK試験日程が更新されましたので、ご確認ください。

HSK試験日のお知らせ:

https://admin.chinesetest.cn/gonewcontent.do?id=50278976

汉语考试服务网ホームページ:

https://admin.chinesetest.cn/ChangeLan.do?languge=zh_CN&t=1761822857808

漢院10月|中秋イベントを開催しました!

秋風が心地よく吹き渡る10月、先生方や学生方とともに特別な中秋イベントを開催しました。

 

学生たちは共同でフェリーに乗船し、レストランへと向かってしゃぶしゃぶを楽しみました。リラックスした雰囲気の中で美味しい食事を共有することで、参加者同士の親睦を深めるとともに、温かい絆を感じ取ることができました。

今回のイベントはそれだけでなく、孫校長より特別に用意された「盲盒月饼」が贈呈されました。心からの祝福が込められていることを実感いたしました。
盲盒:ブラインドボックス。箱を開けるまで中にどのデザインの商品が入っているか分からないっていう形式で売られているアイテムのこと。英語の「Blind(見えない)」って言葉の通り、中身が見えない箱(Box)に入ってるんです。
 

このような温かな時間を共に過ごすことができることに感謝いたします。漢院はこれからの未来も、どうぞ皆さまと共に手を取り合い、肩を並べながら、さらなる挑戦と素晴らしい瞬間を共有してまいりましょう。
次の漢院のイベントは皆様のご参加をお待ちしております!

週末ツアー|千年の歴史を誇る古刹・天台山国清寺

10月の国清寺では、周辺の田畑が黄金色に色づき、境内には秋の実りの気配が漂い、日常生活の温もりを感じることができます。

一、観光地の紹介

国清寺は隋の開皇18年(西暦598年)に創建された、天台宗の発祥の地であり、日本および韓国の天台宗にとっても祖庭として重要な地位を占めています。寺名は「寺若し成れば国即ち清し」という偈文に由来しています。商業的な喧騒とは無縁で、古刹特有の静けさと荘厳さが保たれており、時間が静かに流れているような感覚を味わえます。「一日働かず、一日食わず」という教えに基づき、境内で田植えから稲刈り、干し作業まで行う様子は、国清寺独自の「生活禅」の姿と言えるでしょう。 

国内の多くの5A級観光地が入場料を100元以上に設定する中、国清寺は5A級評価を受けた後も入場料の導入を見送り、商業化を拒否しました。現在も無料で参拝が可能であり、寺院からは観光客に無料でお茶が提供されます。また、僧侶たちが販売するお香は1本5元であり、高額なお守りや祈祷サービスとの差別化を通じて、物質的な価格ではなく心の豊かさを重視する姿勢が示されています。

二、交通およびアクセス情報

所在地:浙江省台州市天台県国清風景区  
入場料:無料  
開園時間:7:00~16:00(15:30で入場受付終了) 

新幹線でのアクセス:上海から約2時間で天台山駅に到着。駅からタクシーで約20分、料金は30元程度です。

自家用車でのアクセス:所要時間は約3.5時間。滬昆高速道路経由で常台高速道路に入り、目的地へ向かいます。ただし、週末は国清寺周辺の駐車が困難なため、天台山観光客センターに駐車し、シャトルバス(2元/人)への乗換をおすすめします。 

参考情報:虫除けスプレー、現金(精進料理の支払いまたはお香購入時などに使用)、日焼け止め用品の持参を推奨します。

三、おすすめレストラン

「三木と食」
田畑のそばにあるモダンな白色の建物です。国清寺を出て右手の田んぼ道を徒歩約5分ほど進んだ場所に位置しています。
屋外にテーブルと椅子が設置されており、天候に恵まれれば、田園の風景を眺めながら自然の息吹を感じながら食事を楽しむことができます。田舎の静けさの中に身を置くようなリラックスした体験が可能です。宋先生のお勧めの冷たいビールもあります。

四、国清寺のおすすめのフォトスポット

隋塔(隋宋):清寺塔、通称隋塔は、中空楼閣式のレンガ造りと木造構造を組み合わせた建築様式であります。
鵝字碑(清):鵞字の半分は王羲之の真筆で、もう半分は天台郷賢曹薙選の書き足しです。 

漢白玉獅子(清):田中角栄は初めて中国を訪問して国清寺に来ることを提出して、周恩来様はみずから批文して北京から95件の文物を選んで国清寺に送って、この一対の白玉の石獅子はまさにです。

隋梅(隋):隋の寺院が初めて建てられた時、天台宗五祖章安大師の手で栽培されたと伝えられています。激動の時代に枯死寸前になりましたが、寺の再建で奇跡的に生き返り、今も毎年花が咲いています。
七佛塔(現代):古より七仏を供養する場として尊ばれてきた。隋代に創建され、中空構造で内部に灯明を設ける特徴を持つこの塔は、約1500年の歴史を有しています。日本において知られる「国東塔」は、国清寺の七仏塔を原型として建立されたものであり、現存する七仏塔は1973年に修復を経て今日に至っています。
tips:1972 年の「日中国交正常化」は国清寺に好転の機運をもたらしました。国清寺は日本天台宗の祖庭として、その地位は大雷音寺に類するものがあります。当時の日本首相田中角栄の母親は敬虔な天台宗の信者であり、当時の周恩来首相に祖庭を参拝したいという願いを申し出ました。周恩来首相は直ちに国清寺の修復を指示し、故宮博物院などから 109 点の文物を「借り受け」て、日本からの友好訪問を迎える準備を進めました。

五、他のおすすめスポット

天台山大瀑布の総落差325メートル、最大幅100メートル、9級の飛瀑迫力、山頂から奔騰しております。四季を通じて水量が安定しており、いつ来てもその美しさを楽しむことができます。

天台山大滝は歴史的に桐柏の滝、三井滝とも呼ばれ、周辺には福聖観、天台観、滝寺がありました。古代には多くの文人墨客が足跡や詩を残し、自然景観だけでなく、歴史文化の伝承地となっています。

 

営業時間

5月1日~8月15日(8:00~15:30休園)

8月16日~10月6日(8:00~16:00休園)

10月7日~翌年4月30日(8:00~15:00休園)

 

チケット

セット:大瀑布+瓊台仙谷=165元/人

普通:大瀑布100元/人瓊台仙谷65元/人、会仙橋80元/人瓊台天梯片道30元/人

 

交通

天台山駅からタクシーで天台山大滝ビジターセンターまで(15元程度)

六、台州の代表的グルメ

洗面器ほどの大きさがある海鮮麺
もちもちとした食感が特徴の麻餅(マーペイソウ)

また、近くには日本の星野リゾートグループが運営する「天台山嘉助ホテル」があり、景観とサービスの両面で非常に高い評価を受けています。

住所:浙江省台州市天台県莲花路1号-10号

連絡先:0576 8950 9999

星野グループが手がける中国大陸初のリゾートホテルとして、星野グループが長年にわたり貫いてきた職人精神と品質へのこだわりを継承しています。星野グループ天台山嘉助ホテルは、天台山の標高約800メートルに位置する雲間にたたずむ静寂の地にあります。高山流水の趣があり、山林の美しさに恵まれ、環境は落ち着きと静けさに満ちています。なぜ星野グループの中国大陸における一号店が天台山に選ばれたのか――この点については、多くの方々が興味を持たれることでしょう。その背景には、星野グループの深い文化的配慮と歴史的つながりがあります。
天台山にある国清寺は、日本における仏教天台宗の祖庭として知られ、古くから日中韓の仏教信者にとって重要な巡礼の地となっています。星野グループ天台山嘉助ホテルは、緑豊かな蓮花小鎮に位置し、唐風宋韻の建築様式を取り入れるとともに、天台山が持つ仏教的淵源と調和した設計となっています。星野グループの立地選定は、常に文化・歴史的文脈を慎重に検討した結果であり、ここに「禅意」と自然景観が融合した原風景が再現されています。本ホテルの開業は、仏教用語でいうところの「缘起因果」という理念にも通じるものがあり、必然性を感じさせるものとなっています。

覇王茶姫|茶文化——注文マスター・シリーズ第5弾

一、中国の茶文化:お茶を煮てから萃茶、優雅な千年の進化

1. 煮茶・唐代的烟火气  
「煮茶清飲」——スープのように茶葉と水を一緒に煮立てます。
✅特徴:お茶、水、火、茶器を丁寧に選び、伝統的な儀礼性を感じさせる点が魅力です。
2. 煎茶・宋代的优雅美学
「煎茶浮き玉」——お湯が沸騰したら茶粉を振り入れ、軽くかき混ぜて泡立てます。
✅特徴:茶湯の表面に細かい泡が浮かび、ミルクティーの泡のような美しさがあります。
3. 点茶・宋代的“茶上画画”  
「お茶を点てて絵を描く」——茶湯の表面をスプーンなどでなでて、詩や絵を描くことができます。
✅特徴:日本の抹茶道と似ていますが、より古い中国宋代の文化に起源を持つ伝統的な技法です。
4. 泡茶・明代的简单哲学  
「お茶汲み観葉」——茶葉を直接お湯に入れ、葉がゆっくりと広がる様子を楽しみます。
✅特徴:複雑な工程を簡略化し、茶本来の味わいを大切にした、現代でも広く親しまれている方法です。
5. 萃茶・现代科技的茶味革新  
「茶葉現萃」——ハイテク機器で茶湯を迅速に抽出し、香り高い一杯を提供します。
✅特徴:スマート温度管理と高圧抽出技術により、茶葉の香りと栄養成分を最大限に引き出し、効率的かつ健康的です。

二、ミルクティーのおすすめ

1. 山野梔子
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️
金額:大杯20元|中杯16元
注文レシピ:氷少なめ|甘さ:微糖(3分糖)
味の説明:クチナシの緑茶と良質な牛乳の融合。口に含むとクチナシの芳醇な香りが広がり、まるで雨上がりの山野に咲き誇るクチナシの花園に入ったかのようです。 

Tips:
✅クチナシは日本語でも「クチナシ」と呼ばれ、香りが優雅で、香道や庭園の観賞に多く用いられます。
❗香りが繊細なため、甘さ控えめの微糖を選ぶことで香りの味わいを損なわず楽しめます。

2. 寻香山茶
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
金額:大杯20元|中杯16元
注文レシピ:なし|甘さ:無糖
味の説明:椿烏龍と生乳の組み合わせ。茶の味わいはまろやかで、花の香りは上品で奥深く、後味にはほのかな甘みがあり、優雅な印象を与えます。
Tips:椿は雲南省の県花であり、謙虚さと理想の愛を象徴する植物です。  日本では「ツバキ」と呼ばれ、謙虚や深い愛情を表す象徴とされています。  無糖でいただくことで、椿と烏龍茶本来の味わいをより深く楽しめます。
3. 万象春和
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️
金額:大杯22元|中杯18元
注文レシピ:氷普通|甘さ:微糖
味の説明:碧螺春は中国十大銘茶の一つで、百香果と組み合わせることで、多種多様な花の香りと茶香が調和し、味の層が非常に豊かです。 

Tips: 「万象春和」とは、天下の万物が春の恩恵を受け、調和のとれた美しい風景を表現する言葉です。

4. 桂馥兰香
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
金額:大杯20元|中杯16元
注文レシピ:なし|甘さ:微糖
味の説明:桂花烏龍と牛乳の融合により、温かみのある香りが漂います。烏龍茶のまろやかさとキンモクセイの甘い香りが絶妙にマッチし、秋の風情を感じさせる一杯です。
Tips:キンモクセイは中国では吉祥や幸福の象徴とされ、中秋節には月見とともにキンモクセイ酒を楽しむ伝統があります。日本語でも「キンモクセイ」と呼ばれ、秋に咲き、爽やかな香りを放ちます。温かい飲み物にすることで香りがより引き立ち、秋から冬にかけて特におすすめです。

漢院|吉林旅行記——村上さん

吉林课外授课

魅力无穷的吉林~長春・長白山・延吉・防川~

村上

  大约20年前,我一直很想去中国的水源之地—长白山。我也无法回答想去的理由,可想到长白山使我感到一些怀念的感觉和对自然让我充满敬畏,所以我觉得非拜访这里一次。这次路程不仅仅去长白山天池,还参观了清朝末代皇帝溥仪曾任伪满洲国执政居住的迹地—伪满故宫,再加上去了三国(中国,北朝鲜和俄罗斯)可以一望的防川。

这次旅游参与者总共有18个人,除了引导的老师之外都是来自日本的学生们。大部分的参与者要么喜欢中国,要么是个中国通,曾经去过的景胜地,当地的特产,发生的事件等等,听了他们的故事让我觉得很有意思。

旅游第一天,我们从浦东机场飞机坐三个小时飞往长春,接着坐观光巴士去了伪满故宫。我曾经大学生时看过描绘清朝末代溥仪的一生「末代皇帝」,那片电影令我震惊,当时我才是二十几岁,看了之后那个内容让我留在我心中。20年后的现在,我终于访问了溥仪当年生活在故宫的建造物,也终于欣赏了清朝时代的有所陈列品。那里的一切令我思念当时清朝时代的日常生活。

旅游第二天,我们8点20分从宾馆出发坐高铁2个半小时,才到达此次主要参加的目的地长白山。天地位于在长白山海拔2600m的顶上,位于在与北朝鲜边境上。因海拔较高而上顶的天候易变,其能眺望天池的几率只是访问10次中只有3次。我们好运那天能清楚地一望无余天池。而且天池那里的气温比预报还要高,适宜穿薄的外套。

我想象之所以利用于中国人饮料成为中国国家水源之一,是因为天池的水质非常干净。实际亲眼一望,其水质既透明又晶莹透亮。稍微带着翡翠绿的水美得啧啧称奇,使我感觉很神秘。我看了天池很久,我感觉到我的心灵被净化。

旅游最后一天,我们一早去了防川龙虎阁。防川位于吉林省延边朝鲜族自治州珲春市,此龙虎阁位于中国,北朝鲜,俄罗斯的边境地点,是以一望三国著名的展望台。如果当天的天气良好,从此连三国,日本海也可以看到。

对我们日本人来说,这样的地方有所危险,我也没有意外觉得不安。但是实地去竟参观者不计其数,也是可以放心地参观之地。因日本都围着大海没有过境线,而我更感觉到有一些新鲜感。而且我可以观看了中朝俄的边境一带,也是我的人生中只有一次的难得的机会。这样的感觉使我兴奋地拍摄能看见的眼前展开的美景。

这次旅程天气整天都颇为晴朗,非常顺利地观光各个知名旅游胜地。另外,因我一个人参加团游而有点害怕。可实际参加了,别的学生们都对我体贴。汉院的老师们也对学生们很关切,对旅游的准备周到得很。非常感谢老师们和学生们!另外,由于3天2夜的路程之内几乎没有下雨,而旅游的行程一个也没有省略,圆满完成。我再次感觉到这次旅游成功的原因是大家在平常的品德表现得很好!!

吉林課外授業

~長春・長白山・延吉・防川2泊3日の旅~

 村上

 約20年も前から一度訪れてみたいと思っていた中国の水源の地―長白山。なぜと聞かれると答えられないが、ただなんとなく長白山を思うと、懐かしい気持ちと自然への畏怖の念を感じられる気がして、実際にその壮大な景観を見てみたいと思っていた。今回の旅行では、長白山天地だけでなく、清王朝ラストエンペラー溥儀が住んでいた宮廷跡地である満州国故宮博物館、さらに中国、ロシア、北朝鮮の3か国を一望できる防川も訪れた。

今回は参加者が合計18人で、引率している先生以外はすべて日本人の学生だった。そのほとんどの参加者が中国好き、中国通ばかりで、道中では参加者がそれまで旅行したことがある観光地や特産物、起こった出来事など、興味深い話を聞くことができた。

旅行初日は浦東空港から約3時間のフライトで長春まで移動し、観光バスで満州故宮博物館を観光した。学生の頃に観た溥儀の一生を描いた映画「ラストエンペラー」が衝撃的で当時20代そこそこだった私には映画を見た後も心に残るものがあった。20年後の現在に、実際に暮らしていた故宮跡に展示されている建造物や展示品をみながら、当時の日常に思いを馳せることができた。

旅行二日目、8時20分ごろホテルを出発し、高鉄に乗り換えて約2時間半、今回参加するに至った一番の目的地である長白山に到着した。長白山頂上にある天地は標高約2600m、北朝鮮と中国の国境上に位置している。標高が高いので、天候が変わりやすく、天地を望むことができるのは10回訪れて3回見られるほどの確率のようだ。その日は晴天で、運よく天地をきれいに一望することができた。天地の頂上は予報より気温が高く、薄手のジャンパーを着るとちょうどよかった。中国の飲用水になるほどの水質なのでとてもきれいなんだろうなぁと想像はしていたが、岩肌に囲まれたくぼみにある水は透き通っていて、少しエメラルドグリーンに見えてとても神秘的だった。長い時間ずっと見ていていると、心が浄化されるようなそんな感覚を覚えた。

旅行最終日には、朝早くから吉林省延辺朝鮮族自治州琿春市にある防川に行った。この場所は中朝露の国境に位置し、天気が良いと河口付近から日本海も眺望できる観光地だ。日本人からすると、そのような場所は危険で、いささか不安な気持ちもあったが、実際に行ってみると観光客も多く、安心して観光できる場所だと思った。日本にいると国境を見る機会はなく、とても新鮮に感じられた。まして中国、北朝鮮、ロシアの国境を望めるのは一生に一度もないかもしれないと思うと、気持ちが高揚し、展望台から見える景色を夢中になって写真に収めていた。

今回の旅行はどの日も天候に恵まれて、各景勝地を順調に観光することができた。また、一人でツアーに参加することが少し不安だったが、実際に参加してみると、ほかのツアー客の皆さんもとてもやさしかった。漢院の先生方の学生への配慮や用意周到な準備のおかげだと感じた。

また、3日間、雨も降らず、天気がいつも晴れていて良好だったことで、旅の工程は一つも省略されることなくやり遂げることができた。きっと、今回参加した先生や学生の日頃の行いが良いからだと改めて感じた。