Archive for 10 月, 2025

覇王茶姫|茶文化——注文マスター・シリーズ第5弾

一、中国の茶文化:お茶を煮てから萃茶、優雅な千年の進化

1. 煮茶・唐代的烟火气  
「煮茶清飲」——スープのように茶葉と水を一緒に煮立てます。
✅特徴:お茶、水、火、茶器を丁寧に選び、伝統的な儀礼性を感じさせる点が魅力です。
2. 煎茶・宋代的优雅美学
「煎茶浮き玉」——お湯が沸騰したら茶粉を振り入れ、軽くかき混ぜて泡立てます。
✅特徴:茶湯の表面に細かい泡が浮かび、ミルクティーの泡のような美しさがあります。
3. 点茶・宋代的“茶上画画”  
「お茶を点てて絵を描く」——茶湯の表面をスプーンなどでなでて、詩や絵を描くことができます。
✅特徴:日本の抹茶道と似ていますが、より古い中国宋代の文化に起源を持つ伝統的な技法です。
4. 泡茶・明代的简单哲学  
「お茶汲み観葉」——茶葉を直接お湯に入れ、葉がゆっくりと広がる様子を楽しみます。
✅特徴:複雑な工程を簡略化し、茶本来の味わいを大切にした、現代でも広く親しまれている方法です。
5. 萃茶・现代科技的茶味革新  
「茶葉現萃」——ハイテク機器で茶湯を迅速に抽出し、香り高い一杯を提供します。
✅特徴:スマート温度管理と高圧抽出技術により、茶葉の香りと栄養成分を最大限に引き出し、効率的かつ健康的です。

二、ミルクティーのおすすめ

1. 山野梔子
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️
金額:大杯20元|中杯16元
注文レシピ:氷少なめ|甘さ:微糖(3分糖)
味の説明:クチナシの緑茶と良質な牛乳の融合。口に含むとクチナシの芳醇な香りが広がり、まるで雨上がりの山野に咲き誇るクチナシの花園に入ったかのようです。 

Tips:
✅クチナシは日本語でも「クチナシ」と呼ばれ、香りが優雅で、香道や庭園の観賞に多く用いられます。
❗香りが繊細なため、甘さ控えめの微糖を選ぶことで香りの味わいを損なわず楽しめます。

2. 寻香山茶
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
金額:大杯20元|中杯16元
注文レシピ:なし|甘さ:無糖
味の説明:椿烏龍と生乳の組み合わせ。茶の味わいはまろやかで、花の香りは上品で奥深く、後味にはほのかな甘みがあり、優雅な印象を与えます。
Tips:椿は雲南省の県花であり、謙虚さと理想の愛を象徴する植物です。  日本では「ツバキ」と呼ばれ、謙虚や深い愛情を表す象徴とされています。  無糖でいただくことで、椿と烏龍茶本来の味わいをより深く楽しめます。
3. 万象春和
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️
金額:大杯22元|中杯18元
注文レシピ:氷普通|甘さ:微糖
味の説明:碧螺春は中国十大銘茶の一つで、百香果と組み合わせることで、多種多様な花の香りと茶香が調和し、味の層が非常に豊かです。 

Tips: 「万象春和」とは、天下の万物が春の恩恵を受け、調和のとれた美しい風景を表現する言葉です。

4. 桂馥兰香
おすすめ度:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
金額:大杯20元|中杯16元
注文レシピ:なし|甘さ:微糖
味の説明:桂花烏龍と牛乳の融合により、温かみのある香りが漂います。烏龍茶のまろやかさとキンモクセイの甘い香りが絶妙にマッチし、秋の風情を感じさせる一杯です。
Tips:キンモクセイは中国では吉祥や幸福の象徴とされ、中秋節には月見とともにキンモクセイ酒を楽しむ伝統があります。日本語でも「キンモクセイ」と呼ばれ、秋に咲き、爽やかな香りを放ちます。温かい飲み物にすることで香りがより引き立ち、秋から冬にかけて特におすすめです。

漢院|吉林旅行記——村上さん

吉林课外授课

魅力无穷的吉林~長春・長白山・延吉・防川~

村上

  大约20年前,我一直很想去中国的水源之地—长白山。我也无法回答想去的理由,可想到长白山使我感到一些怀念的感觉和对自然让我充满敬畏,所以我觉得非拜访这里一次。这次路程不仅仅去长白山天池,还参观了清朝末代皇帝溥仪曾任伪满洲国执政居住的迹地—伪满故宫,再加上去了三国(中国,北朝鲜和俄罗斯)可以一望的防川。

这次旅游参与者总共有18个人,除了引导的老师之外都是来自日本的学生们。大部分的参与者要么喜欢中国,要么是个中国通,曾经去过的景胜地,当地的特产,发生的事件等等,听了他们的故事让我觉得很有意思。

旅游第一天,我们从浦东机场飞机坐三个小时飞往长春,接着坐观光巴士去了伪满故宫。我曾经大学生时看过描绘清朝末代溥仪的一生「末代皇帝」,那片电影令我震惊,当时我才是二十几岁,看了之后那个内容让我留在我心中。20年后的现在,我终于访问了溥仪当年生活在故宫的建造物,也终于欣赏了清朝时代的有所陈列品。那里的一切令我思念当时清朝时代的日常生活。

旅游第二天,我们8点20分从宾馆出发坐高铁2个半小时,才到达此次主要参加的目的地长白山。天地位于在长白山海拔2600m的顶上,位于在与北朝鲜边境上。因海拔较高而上顶的天候易变,其能眺望天池的几率只是访问10次中只有3次。我们好运那天能清楚地一望无余天池。而且天池那里的气温比预报还要高,适宜穿薄的外套。

我想象之所以利用于中国人饮料成为中国国家水源之一,是因为天池的水质非常干净。实际亲眼一望,其水质既透明又晶莹透亮。稍微带着翡翠绿的水美得啧啧称奇,使我感觉很神秘。我看了天池很久,我感觉到我的心灵被净化。

旅游最后一天,我们一早去了防川龙虎阁。防川位于吉林省延边朝鲜族自治州珲春市,此龙虎阁位于中国,北朝鲜,俄罗斯的边境地点,是以一望三国著名的展望台。如果当天的天气良好,从此连三国,日本海也可以看到。

对我们日本人来说,这样的地方有所危险,我也没有意外觉得不安。但是实地去竟参观者不计其数,也是可以放心地参观之地。因日本都围着大海没有过境线,而我更感觉到有一些新鲜感。而且我可以观看了中朝俄的边境一带,也是我的人生中只有一次的难得的机会。这样的感觉使我兴奋地拍摄能看见的眼前展开的美景。

这次旅程天气整天都颇为晴朗,非常顺利地观光各个知名旅游胜地。另外,因我一个人参加团游而有点害怕。可实际参加了,别的学生们都对我体贴。汉院的老师们也对学生们很关切,对旅游的准备周到得很。非常感谢老师们和学生们!另外,由于3天2夜的路程之内几乎没有下雨,而旅游的行程一个也没有省略,圆满完成。我再次感觉到这次旅游成功的原因是大家在平常的品德表现得很好!!

吉林課外授業

~長春・長白山・延吉・防川2泊3日の旅~

 村上

 約20年も前から一度訪れてみたいと思っていた中国の水源の地―長白山。なぜと聞かれると答えられないが、ただなんとなく長白山を思うと、懐かしい気持ちと自然への畏怖の念を感じられる気がして、実際にその壮大な景観を見てみたいと思っていた。今回の旅行では、長白山天地だけでなく、清王朝ラストエンペラー溥儀が住んでいた宮廷跡地である満州国故宮博物館、さらに中国、ロシア、北朝鮮の3か国を一望できる防川も訪れた。

今回は参加者が合計18人で、引率している先生以外はすべて日本人の学生だった。そのほとんどの参加者が中国好き、中国通ばかりで、道中では参加者がそれまで旅行したことがある観光地や特産物、起こった出来事など、興味深い話を聞くことができた。

旅行初日は浦東空港から約3時間のフライトで長春まで移動し、観光バスで満州故宮博物館を観光した。学生の頃に観た溥儀の一生を描いた映画「ラストエンペラー」が衝撃的で当時20代そこそこだった私には映画を見た後も心に残るものがあった。20年後の現在に、実際に暮らしていた故宮跡に展示されている建造物や展示品をみながら、当時の日常に思いを馳せることができた。

旅行二日目、8時20分ごろホテルを出発し、高鉄に乗り換えて約2時間半、今回参加するに至った一番の目的地である長白山に到着した。長白山頂上にある天地は標高約2600m、北朝鮮と中国の国境上に位置している。標高が高いので、天候が変わりやすく、天地を望むことができるのは10回訪れて3回見られるほどの確率のようだ。その日は晴天で、運よく天地をきれいに一望することができた。天地の頂上は予報より気温が高く、薄手のジャンパーを着るとちょうどよかった。中国の飲用水になるほどの水質なのでとてもきれいなんだろうなぁと想像はしていたが、岩肌に囲まれたくぼみにある水は透き通っていて、少しエメラルドグリーンに見えてとても神秘的だった。長い時間ずっと見ていていると、心が浄化されるようなそんな感覚を覚えた。

旅行最終日には、朝早くから吉林省延辺朝鮮族自治州琿春市にある防川に行った。この場所は中朝露の国境に位置し、天気が良いと河口付近から日本海も眺望できる観光地だ。日本人からすると、そのような場所は危険で、いささか不安な気持ちもあったが、実際に行ってみると観光客も多く、安心して観光できる場所だと思った。日本にいると国境を見る機会はなく、とても新鮮に感じられた。まして中国、北朝鮮、ロシアの国境を望めるのは一生に一度もないかもしれないと思うと、気持ちが高揚し、展望台から見える景色を夢中になって写真に収めていた。

今回の旅行はどの日も天候に恵まれて、各景勝地を順調に観光することができた。また、一人でツアーに参加することが少し不安だったが、実際に参加してみると、ほかのツアー客の皆さんもとてもやさしかった。漢院の先生方の学生への配慮や用意周到な準備のおかげだと感じた。

また、3日間、雨も降らず、天気がいつも晴れていて良好だったことで、旅の工程は一つも省略されることなくやり遂げることができた。きっと、今回参加した先生や学生の日頃の行いが良いからだと改めて感じた。