パンダ「丫丫」が中国に帰国 隔離検疫所の様子が公開
米国に貸与されていた23歳のジャイアントパンダ「丫丫(Yaya)」が今月27日午後、上海浦東国際空港に到着した。そして中国の獣医とスタッフが付き添う中、隔離検疫エリアに移送された。中央テレビニュースが報じた。
「丫丫」の隔離検疫のために、上海動物園は特別隔離検疫所を設置。室内の獣舎のほか、屋外の運動場やエサの加工室などがある。室内の獣舎には空調設備が取り付けられているほか、十分な量の竹やおやつなどのエサが準備されている。隔離検疫期間中、北京動物園の専門家チームが隔離検疫所で24時間待機し、高齢の「丫丫」が生活環境の変化に対応できるよう、エサの調整や健康モニタリング、診療、治療などをしっかりと行うことになっている。検疫期間は1ヶ月で、その間に、「丫丫」が中国での生活に1日も早く適応できるようサポートする計画だ。
「人民網日本語版」