アラサー女性がテーマのドラマ「三十而已」に話題集中!
中国最新ドラマ「三十而已」
2014年にシンガーソングライターの趙雷(ジャオ・レイ)がリリースした曲「三十歳的女人(Thirty-year-old women)」の歌詞「どんなに容姿が美しくても年には勝てない。だから、心の拠り所となる人を見つけないと」は、アラサーの女性が直面している心の悩みを綴っている。そして、江疏影(ジャン・シューイン)、童瑶(トン・ヤオ)、毛暁■(■は丹へんに彡、マオ・シャオトン)が主演のドラマ「三十而已(Nothing But Thirty)」の放送がこのほど始まった。同ドラマは、30歳の女性3人の視点からストーリーが展開し、都市で暮らす女性が30歳という重要な節目を迎えた時に感じる多くのプレッシャーが描かれている。
3人の女性は、「専業主婦」、「結婚せずにキャリアを磨く女性」、「既婚でまだ子供のいない平凡な女性」とそれぞれ背景が異なり、現実の生活において、「現実を直視したくない」アラサーの女性の「理想の自分」と「現実の自分」を描き出している。
「三十而已」を通して、今の時代に生きる女性の様々な側面を見ることもできる。「新人」として社会に出て、少しずつ大人の女性になり、いろんな問題や課題に直面し、それに伴い辛い思いをしたり、悩みを抱えたりしながらも、頑張り続けて成長、自立し、自分らしさを探し求める。経験することは十人十色であっても、「アラサーの女性」というグループ全体を見ると、その悩みの源は共通しているかもしれない。そのようなどこにでもいそうな人物設定が、多くの視聴者が共感を覚える理由となっている。
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