Archive for 3 月, 2025

3月の流行語&上海赏花打卡地

日中の気温が上がってきて

春の到来を感じる季節になってきました

桜の季節がやってきました

今回は桜、チューリップ、白玉蘭のお花見スポットをご紹介します!

 

外滩

最適期:3月中旬から4月上旬まで
入場料:無料
場所:南蘇州河路から外白渡橋にかけて、チューリップの美しい景観をお楽しみいただけます。
お勧めの理由:上海外灘エリアでは3月中旬になると5万本以上のチューリップが次々と開花し、多くの観光客が春の名所を記念撮影しています。特に夜間には青いライトアップされたチューリップが金色のバンドと調和し、浪漫的な雰囲気を醸し出します。 

辰山植物園

最適期:2月下旬から4月下旬まで
入場料:60元/人
場所:松江区辰花路3888号
お勧めの理由:辰山植物園では梅や桜、玉蘭などの春の花々が咲き誇り、多くの市民が訪れて春の風情を満喫しています。

龍美術館

最適期:3月20日から4月10日まで
入場料:無料
場所:徐彙区竜騰大道3398号
お勧めの理由:龍美術館の桜の森は申城における桜の聖地の一つであり、毎年この季節になると最も美しい瞬間を迎えています。

高東さくら園

最適期:3月18日から4月5日まで
入場料:公式告知に基づきます。
場所:上海市浦東新区光耀路300号
お勧めの理由:高東新路広場から光燦路広場、高東二路広場までの1.5キロメートルにわたる桜の森が広がり、多くの人々が写真撮影を楽しんでいます。

魯迅公園

最適期:3月中旬から4月上旬まで
入場料:無料
場所:上海市虹口区四川北路2288号
お勧めの理由:魯迅公園の桜はソメイヨシノを中心に構成されており、3月中下旬から4月上旬にかけて見頃を迎えます。古木の桜が雪のように散り、幻想的な美しさを演出します。

竜華寺

最適期:3月から4月上旬まで
入場料:無料
場所:静安区中環共和新路陸橋
お勧めの理由:3月になると千年の歴史を持つ古刹竜華寺の花々が満開となり、古風なお寺と上海市の市花である白玉蘭が融合して絶景を形成します。

漢院受講生の声——國森さん

 2021年4月に上海に赴任し、漢院でお世話になっておよそ3年強となります。國森と申します。中国語は大学の第二言語として軽く触れていましたが、上海赴任の際はほとんど覚えていない状態で漢院への通学を始めました。ロックダウン等もありましたがおよそ週に2回or1回程度通い、HSK6級で8割、HSKK高級で7割取得することができました。しかしながら特にHSKK、より広く言えば能動的に会話をすることに自信がなく、現状はHSKK高級のグループレッスンを中心に受講しています。
 赴任前は「中国語で仕事ができるようになる!」と意気込んでいたのですが、中国語をあまり使う必要が無い職場環境に甘んじて、「元々好きだった旅行に不自由なく行けるレベルになろう!」と目標を下げて学習を続けてきました。先生とのフリートークでは、次はどこに行くの?から始まり、攻略情報のみならずその土地の文化など、私自身の趣味嗜好に併せて語彙や表現の幅を広げてくれたので楽しく会話に慣れていくことができたと思います。会話を続けて慣れていく中で「仕事中にあまり中国語を使う必要が無い」なんてことはなく、自分自身で勝手に中国語を使わない言い訳をしていたな~とやっと気づくことができ、最近は積極的に中国語を使うことができるようになってきています。
以下2点は中国語学習の際に、最近特に重点を置いている点です。
①補語にこだわる。
補語が上手く使えないと表現できる範囲が狭くなってしまうのと同時に、何も考えずに使うとニュアンスが変わってしまうので苦戦しています。また会話の内容に重点を置きすぎるとだんだんとおざなりになっていく実感もあります。その点、HSKKのグループレッスンでは都度丁寧に指摘、アドバイスを頂けるので身に付いている実感があります。まだまだ同じ間違いも繰り返すのですが少しずつ慣れていきたいです。
②听写を丁寧に。
例えば日本語と同じなので一目で意味がわかる熟語などを、聞いても分かると勘違いしていることが多いと感じます。聞き取れなかった語彙はなるべく丁寧に調べ直すようにしています。日常生活で文字を書く機会は少なくなってきてはいますが、HSKの书写にて簡単な熟語が漢字で書けなかったり、また文字で書いてみて初めて構造を理解できたりすることもあるので積極的に取り組むようにしています。
 長くなりましたが、漢院では学習を続けていく習慣作りや他の生徒さんとの会話等で学習意欲を頂けることに一番感謝しています。モチベーションにムラこそありますが、少しずつでも学習を続けて理解を深めていければと思います。
2024.12.30

3月|黄河文明を探索する山西省南部の旅

3月7日から3月9日まで漢院先生及び生徒一行が山西旅行に行きました。

Day1

 朝早く出発し臨汾に到着した。臨汾は中国の山西省に位置する都市です。三皇五帝の始祖である堯帝を祭っている堯廟を見学しました。その後、地元ではとても有名な洪洞県重八席の美食を食べました。
昼食後、瑠璃仏塔元代壁画(芝居、演劇、雨乞い、ゴルフ遊楽など)で有名な広勝寺を見学しました。夕食は、先生が有名な汾酒を用意して、みんなで美食を味わい始めました。

Day2

昼食後、中国最大の黄色い滝の壺口瀑布を見学しました。

夕食は相変わらずご当地グルメを堪能しました。

Day3

朝食後、黄河の古い渡船場を経由して永済市へ移動しました。漢詩で有名な黄河の絶景を見渡す鹳雀楼を見学しました。

その後、唐代浮橋の遺跡である黄河大鉄牛も見学しました。

唐代恋物語を元にした「西厢起」で有名な普救寺を見学しました。

昼食は地元の農家楽を味わいました。

 昼食後、中国関帝廟の総本山である解州関帝廟を見学しました。

 山西旅行は無事に終わりました。東京バンコクからイベントに来てくれた学生たちにも特に感謝しています~皆様はとても楽しかったですね。次の漢院のイベントは皆様のご参加をお待ちしております!
(室内写真はフラッシュを使った撮影はありません。)

在上海日本国総領事館総領事岡田大使がグループ学校朝陽義塾を訪問

 2月19日午前、在上海日本国総領事館の岡田総領事・大使はご多忙の中、朝陽義塾を来訪され、全校生徒と教職員に向け熱意あふれるご講話をいただきました。岡田大使は長年、日中外交の重要な局面で多くの要人の通訳を務められ、歴史的瞬間に何度も立ち会われています。
 岡田大使の訪問により、今後、中日関係の発展と民間交流のさらなる深化が期待されます。 

キャンパスを見学する

朝陽義塾の校長孫、馬とともに教室や食堂、体育館などをご見学いただきながら、学校関連の課題について孫と幾度も熱心に意見を交わされました。今回の交流を通し、朝陽義塾についてより一層の理解と認識を深めていただけたと思います。

特別講演

 日中交流をテーマにした話を拝聴しました。日中交流の歴史を振り返りながら、生徒たちに両国の深い絆を共有していただきました。日本と中国は長い交流の歴史を有する隣国であり、唐宋時代には日本は多くの留学生を中国に派遣し、中国古代の文化や制度を学びました。近代に入ると、多くの中国の志士たちが日本に留学し、日本の制度を学んで国を救う道を模索しました。例えば魯迅や李大釗、周恩来などの先人たちは皆、日本に足跡を残しました。
 岡田大使は将来日本に留学することを希望している生徒たちへ、日本で学ぶ魅力と期待について語られました。
勧める留学準備:
1. 日本語の学習に尽力し、日本語能力を高める
2. 自分の強みや得意分野を理解し、やりたいことを明確にする
3. 中国と日本の文化について学ぶ
 また将来日本に留学した際には積極的に日本人と交流し、国際的な人脈を築くとともに、自己を豊かにするよう強調されました。 

学生代表と交流する

 ご講話の後、朝陽義塾の生徒会役員や生徒代表者たちとのディスカッションの時間をいただきました。
 岡田大使はご自身の経験談をもとに、日本語をしっかり勉強し、将来、日中の交流に貢献できる力をつけるよう生徒たちを激励されました。 

最後に

 上海日本国総領事館の岡田大使が朝陽義塾を訪問されたことを通して、日中青少年の交流と理解を深め、両国の友好関係の発展を推進し、また両国の未来における友好協力の基礎を築くことができると信じています。