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在上海日本国総領事館総領事岡田大使がグループ学校朝陽義塾を訪問

 2月19日午前、在上海日本国総領事館の岡田総領事・大使はご多忙の中、朝陽義塾を来訪され、全校生徒と教職員に向け熱意あふれるご講話をいただきました。岡田大使は長年、日中外交の重要な局面で多くの要人の通訳を務められ、歴史的瞬間に何度も立ち会われています。
 岡田大使の訪問により、今後、中日関係の発展と民間交流のさらなる深化が期待されます。 

キャンパスを見学する

朝陽義塾の校長孫、馬とともに教室や食堂、体育館などをご見学いただきながら、学校関連の課題について孫と幾度も熱心に意見を交わされました。今回の交流を通し、朝陽義塾についてより一層の理解と認識を深めていただけたと思います。

特別講演

 日中交流をテーマにした話を拝聴しました。日中交流の歴史を振り返りながら、生徒たちに両国の深い絆を共有していただきました。日本と中国は長い交流の歴史を有する隣国であり、唐宋時代には日本は多くの留学生を中国に派遣し、中国古代の文化や制度を学びました。近代に入ると、多くの中国の志士たちが日本に留学し、日本の制度を学んで国を救う道を模索しました。例えば魯迅や李大釗、周恩来などの先人たちは皆、日本に足跡を残しました。
 岡田大使は将来日本に留学することを希望している生徒たちへ、日本で学ぶ魅力と期待について語られました。
勧める留学準備:
1. 日本語の学習に尽力し、日本語能力を高める
2. 自分の強みや得意分野を理解し、やりたいことを明確にする
3. 中国と日本の文化について学ぶ
 また将来日本に留学した際には積極的に日本人と交流し、国際的な人脈を築くとともに、自己を豊かにするよう強調されました。 

学生代表と交流する

 ご講話の後、朝陽義塾の生徒会役員や生徒代表者たちとのディスカッションの時間をいただきました。
 岡田大使はご自身の経験談をもとに、日本語をしっかり勉強し、将来、日中の交流に貢献できる力をつけるよう生徒たちを激励されました。 

最後に

 上海日本国総領事館の岡田大使が朝陽義塾を訪問されたことを通して、日中青少年の交流と理解を深め、両国の友好関係の発展を推進し、また両国の未来における友好協力の基礎を築くことができると信じています。