Archive for 5 月, 2022

コロナ政策に関する新しい単語を覚えよう

①場所码 chǎng suǒ mǎ 

商業施設やオフィス、交通機関に貼り出されているQRコードのこと。

入場客はこのQRコードを読み込み、自分の「健康碼」を提示して入場する。

 

②数字哨兵 shù zì shào bīng 

健康管理QRコード「健康码」や、体温などをチェックする機械。

 

③无疫小区 wú yì xiǎo qū 

直近14日間で新型コロナウイルス感染症感染者が確認されておらず、且つ13日目のPCR検査で、区内全員が陰性となった小区。

 

④疫情防控常态化管理 yì qíng fáng kòng cháng tài huà guǎn lǐ 

ダイナミック・ゼロコロナ状態における、新型コロナウイルス感染症流行防止対策のこと。市中感染が発生した場合、その場所や、感染者が行動した場所を「低・中・高リスク」に分けて管理をする。

 

⑤常态化核酸采样点 cháng tài huà hé suān cǎi yàng diǎn 

街中に設置された、PCR検査スポット。

⑥点式复工 diǎn shì fù gōng 

コロナ禍で外出制限が掛かった状態における、オフィス出社方式のうちの1つ。基本的に出勤・退勤のタイミングは1人1回のみ、最大1週間ほどの連続勤務が可能だ。

 

⑦气泡式管理 qì pào shì guǎn lǐ 

コロナ禍で外出制限が掛かった状態における、オフィス出社方式のうちの1つ。コロナ感染リスクの低いエリアにある会社で、社用車を使って社員と企業を送迎すること。

520「愛の日」

上海の楊さんは今年5月に彼女と結婚式を挙げる予定だったが、新型コロナウイルス感染症により延期せざるを得なくなった。そこで5月20日の「愛の日」(中国語で「520」と「あなたを愛している」の発音が似ていることから、この日が愛を伝える日になった)には、シャンパンローズの花束を贈ることにしたという。

生鮮品を扱うショッピングプラットフォーム「叮咚買菜」の生花部門責任者の説明によると、今年の特殊な状況の中での「520」に、上海では家にいる状態の多くのユーザーが「エリアをまたがって花を贈る」サービスを選んだ。このため叮咚では赤いバラ、ピンクのグラデーションのバラ、シャンパンローズなどのギフト用バラとカジュアルなバラのブーケを用意したほか、バラとシャクヤクなどが入った価格99元(1元は約19.1円)の「520ブーケ」を売り出した。現在、プラットフォームでは花の価格が例年並みになり、全プロセスコールドチェーン輸送を通じて、花の収穫から上海の大型倉庫に輸送されるまでの時間は最短で48時間に縮まり、花の鮮度が最大限保証され、より長く花を楽しめるようになった。同責任者は、「5月18日から20日までの間に、叮咚買菜のプラットフォームではバラの予約量が全体で前年同期の2倍以上になり、特に華東エリアは予約量が100万本を超え、バラブーケは19日までに完売した」と説明した。

同じく生鮮品を扱う「盒馬鮮生」のオフラインプラットフォームでは、5月12日に上海市虹口区広霊二路にあるミニ店舗で「愛をロック」をテーマにした生花の共同購入の予約がスタートした。この時期に出回るバラ、シャクヤク、カーネーションのブーケ2種類だ。同店の店長の陳鵬さんによると、材料に制限があって装飾を凝らしたギフト用フラワーの提供は無理で、ごくシンプルなよくある花しか用意できなかった。今回の団体購入は涼城新村街道で特に人気が出て、限定100個がすぐに完売したという。

今月19日に同店を取材すると、オフラインの営業が再開した初日の16日よりも店にある花の種類が増え、赤いバラが並んでいた。店長によると、この赤いバラは520のために特に仕入れたもの。うちに花を買いに来る人は520を盛大に祝おうと思っているわけではなく、花を少し買って封鎖期間の無味乾燥な暮らしに彩りを添えようとしているという。

「人民網日本語版」