東野圭吾『ゲームの名は誘拐』が中国でドラマ化

東野圭吾の小説『ゲームの名は誘拐』を原案にした中国ドラマ『十日遊戯(Kidnapping Game)』の配信が、6月2日から中国の動画配信大手「愛奇芸(iQIYI/アイチーイー)」で始まりました。東野圭吾の作品が中国のネットメディアでドラマ化されるのは今回が初めてです。
『十日遊戯(Kidnapping Game)』は、狂言誘拐を画策する男女が恋に落ち、手に負えない事態に直面していく様子を描くラブサスペンスで、主演は『紅高粱(紅いコーリャン)』(ドラマ版)や『北上広不相信眼涙』(2016)などTVドラマで活躍中の人気俳優・朱亜文(チュウ・ヤーウェン)と、2011年にドラマ『七种武器之孔雀翎』でデビューし『無心法師』(2015)や『萌妃の寵愛絵巻』(2018)などで大人気を博した若手女優の金晨(ジン・チェン)。
東野本人も大のお気に入りという原作であるため、中国でのドラマ化に際して本人からは「この男に誘拐されたい。この女を誘拐したい。ーーこのようなイメージのドラマにしていただけたら最高です」とのメッセージが寄せられたそうです。

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