北京故宮で生きたシカ9頭展示へ
活的动植物引入展览 9只梅花鹿进故宫
近日记者从故宫博物院获悉,金秋时节,故宫博物院将与承德市文物局拟定于2017年9月下旬至2018年2月底,在故宫博物院慈宁宫花园引入承德市避暑山庄内的梅花鹿。
故宮博物院は取材に対して、北京の人気観光スポット・故宮博物院と承徳市文物局は9月下旬から来年2月末まで、故宮博物院の慈寧宮花園に、ユネスコの世界遺産に登録されている承徳市の離宮・避暑山荘で飼育されているシカ9頭を移し、展示することを明らかにした。
鹿是中国传统文化中的祥瑞之兽,鹿与清代宫廷亦有着十分特殊的联系。
シカは、中国の伝統文化において、縁起の良い動物とされており、清の時代の宮廷とも縁が深い。
据了解,御花园在清代也曾养过鹿,鹿苑在今故宫御花园西南,还有一座高台名“观鹿台”,台下尚存有一道半圆形的鹿圈围栏地基遗址。
清の時代には御花園でシカが飼育されていたこともあるという。現在、その南西には「鹿苑」があり、「観鹿台」と呼ばれる高台の下には以前、半円形の柵があり、シカが飼われていた。
据故宫博物院院长单霁翔介绍,将与宫廷生活有关的活的动植物引入展览之中,是故宫博物院展览的一个新的思路。今年金秋时节故宫博物院为向观众展现以鹿为题材的文物,将于9月26日起在永寿宫举办“天禄永昌——故宫博物院藏瑞鹿文物特展”,展出鹿角椅、青玉衔灵芝卧鹿、鹿头尊等近70件珍贵文物。
同博物院の単霽翔院長によると、「宮廷の生活と関係のある生きた動植物を展示するというのが、当院の新たな方向性。秋である今月26日から、シカをテーマにした文化財の特別展「天禄永昌——故宮博物院藏瑞鹿文物特展」を永寿宮で開催する。展示されるのは、鹿角椅、青玉銜霊芝臥鹿、鹿頭尊など、貴重な文化財約70点」としている。
同时,作为清代的皇家园林,依据帝王苑囿的养鹿传统,故宫博物院与承德市文物局双方拟定于2017年9月下旬至2018年2月底在故宫博物院慈宁宫花园引入承德市避暑山庄内的梅花鹿。
また、シカが飼われていたという伝統に基づき、同院は承徳市文物局と共同で、今月下旬から来年の2月末まで、清の時代の庭園「皇家園林」である慈寧宮花園で承徳市の離宮・避暑山荘のシカを展示する企画を実施する予定だ。
避暑山庄从建园之初就饲养了大量的梅花鹿,现余300多只。此次双方计划引进9只,其中雄鹿2只,雌鹿5只,子鹿2只。为确保鹿只安全和展览顺利进行,承德市专门选派一名经验丰富的管理人员和一名兽医随行。
避暑山荘では建設されたばかりの頃から、たくさんのシカが飼われ、今ではその数が300頭以上になっている。今回、慈寧宮花園に移されるのは9頭で、オス2頭にメス5頭、子ジカ2頭が予定されている。シカの安全とスムーズな展示をすすめるため、承徳市は経験豊富な管理スタッフ1人と獣医1人を派遣する。
人民網日本語版 2017年09月14日